約 1,709,601 件
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/728.html
『縁日にて』 黒猫、沙織、桐乃で縁日のお祭りに来ていた 黒猫、桐乃は浴衣、沙織はいつもの格好だ 桐乃「あ、メルルフィギュア」 桐乃が射的屋でメルルのフィギュアを発見 桐乃「ね~、これやっていこーよ」 3人は射的をプレイする事に 射的屋のおやじ「いらっしゃい、お嬢ちゃん達、弾5発で500円だよ」 桐乃は10ゲームプレイするが成果はお菓子1つのみ 弾が明後日の方角に飛んで行った時に偶然当たったものだ 「く、悔しい…」 続いて沙織が挑戦、ガンプラを倒すが 下に落ちなかったのでノ―カウントだ 「むー、難しいでものでござる」 沙織「黒猫氏はやらないでござるか?」 黒猫「そうね、じゃあ私もやってみようかしら」 射的屋のおやじ「お、お嬢ちゃん可愛いね、よ~し、弾2発おまけしちゃおう」 射的屋のおやじは黒猫を見てご満悦だ、どうやら好みのタイプらしい 黒猫「アリガトウゴザイマス」ニヤリ 黒猫「ふふふ、理論上射撃の達人の私に狙われたのが運尽きよ」 桐乃「ふ…ふん、全部当てなきゃ罰ゲームだから」 桐乃を無視して弾を詰め込む黒猫 黒猫はまず始めに沙織が狙っていたガンプラを落とす 沙織「おぉ~」 射的屋のおやじ「おぉ、お嬢ちゃんいい腕してんな」 続いてメルルのフィギュアを落とす 桐乃「メルちゃんキタ――――!!」 射的屋のおやじ「!?」ザワザワ 続いて3DSの本体、3DSのソフト×2、PSPのソフトと次々に落とす 射的屋のおやじ「………」ブルブル 最後に不細工なぬいぐるみを狙うが下に落ちるまでには至らなかった 意気消沈した射的屋のおやじから賞品を受け取る黒猫 沙織「凄いですぞ~黒猫氏」 桐乃「ま、まぁまぁね」 沙織にガンプラを、桐乃にメルルフィギュアを渡す黒猫 桐乃「さ、最後に外したから罰ゲーム受けてもらうからね」 黒猫「そんな約束した覚えないわ」 桐乃「う、うっさい!誰のおかげで商品を取れたと思ってんの?」 黒猫「私の実力よ」 桐乃「ぐぬぬ…、と、とにかく罰ゲームは受けてもらうからね」 黒猫「仕方ないわね…3回まわってワンとでも鳴けばいいの?」 桐乃「あんたをツインテールにする」 黒猫「は?」 桐乃「いいから、ちょっと来て!」 黒猫「え? ちょっと…」 人気のない暗がりに連れて行き黒猫の髪を縛ろうとする桐乃 黒猫「ちょっと、やめて頂戴」 桐乃「いーじゃん、可愛いよ」 黒猫「いやよ、そんな子供っぽい髪形」 桐乃に無理やりツインテールにされる黒猫 桐乃「フヒヒ…」ジュル 沙織「おお、可愛いですぞ黒猫氏」 桐乃「やばい、やばいよこれ…」ハァハァ ジリジリ… 忍び寄る桐乃 黒猫「み、身の危険を感じるのだけど…」 沙織の影に隠れる黒猫 二人と別れるまで黒猫に安息の時は訪れなかった -完-
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/762.html
『その後、彼女は…』 あの日―――俺が瑠璃に告白した日から数日後、 今日は親御さんが外泊しているという事で 俺は瑠璃に誘われて五更家に泊まりに来ていた 珠希「すー すー」 京介「珠希ちゃん 寝ちゃったみたいだな」 黒猫「しょうがない子ね」 ナデナテ 日向「なんか若夫婦みたいだね」 ニヤニヤ 黒猫「!?」 京介「いや、これは…」 日向「いいんじゃない? 珠希ちゃんで予行演習しとけば~」 黒猫「予行…演習…」 日向「ルリ姉は子供何人欲しいのかな~?」 黒猫「ここここここ子供!?」 京介「い…いや、そういうのはまだ…」 日向「男の子がいいのかな~ それとも やっぱり女の子がいいのかな~」 黒猫「―――」 日向「あれ? ルリ姉ー戻ってこ―い」 日向「しかし あの時のお兄ちゃんは凄かったねー」 日向「俺は…俺は瑠璃の事が…」 京介「わあああああああああああああああああああ!!」 黒猫「//////////」 日向「って家族みんながいる前で大声で…」 京介「あ、あれは…つい勢いで…」 日向(ふふふ…これはいいネタを手に入れた) 日向「お兄ちゃん、普段はビビッてルリ姉に手を出せないくせに~」 日向「俺は…俺は瑠璃の事が…」 京介「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああ!!」 黒猫「////////////」 日向「おっと、これ以上言うとルリ姉ショートしちゃいそうだし お兄ちゃんも発狂しちゃうね♪」 京介(こいつ…後で絞める) 黒猫(覚えてなさい) 黒猫「でも、あの時の京介は―――」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 黒猫「あ、貴方、京介よね!?」 京介「違うな」 黒猫「え?」 京介「俺は、超 スーパー 京介だ!!」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「―――と言い出しても可笑しくない勢いだったわね」 京介「そんなに!? 俺、惑星戦士並みに増長してたの!?」 黒猫「あの時の京介は…かっこよかったわ」 カァァ 京介「!? 瑠璃…」 日向「惚気か! 余所でやれ!」 ―――夕方 黒猫「京介、お風呂沸いたから入って頂戴」 京介「おう」 カポーン 京介「はあー、いい湯だ」 ガラガラ 黒猫「し、失礼するわ」 京介「瑠璃!?」 黒猫「お、お背中を流しに…」 京介「ちょ、おま…」 黒猫「と、殿方のお背中をお流しすることは女としてと、と、当然の事よ」 京介「そそそそそそそそうなのか、じゃじゃじゃあ頼むわ」 黒猫「え、ええ」 黒猫「大きな背中ね」ゴシゴシ 京介「そ、そうか?」 黒猫「ええ」 ゴシゴシ 京介「もっと乱暴にしてもいいぞ」 黒猫「こ、こうかしら?」 ゴシゴシ 京介「瑠璃は珠希ちゃんと一緒に入るのか?」 黒猫「ええ、最近は一人で入る事も多いのだけれど今日は一緒に入ろうとねだられたわ まだまだ子供ね」 京介「そうか~」 黒猫「何? 珠希と一緒に入りたいの?」 ジトー 京介「そそそそんな事は」 アセ 黒猫「そんな事は?」 京介「あ、タオルが…」 ハラリ 黒猫「ひぃ!?」 バタン 京介「瑠璃!? 瑠璃!?」 ドタドタドタ 京介「大変だ! 瑠璃が倒れた!!」 日向「ちょ、お兄ちゃんタオル! タオル!」 ―――数十分後 京介「瑠璃、もう大丈夫なのか」 黒猫「ええ、心配かけたわね」 京介「お、おう」 日向「いや~、しかしお兄ちゃんがルリ姉をお姫様抱っこで運んでくるなんてね~」 黒猫「ちょ、日向!」 日向「普段はヘタレでもいざとなったら頼りになるし私もお兄ちゃんを狙っちゃおっかな~」 チラチラ 黒猫「……… #」 ピキピキ 京介「ちょ、日向ちゃん…」 日向「数年経てば胸だってルリ姉よりもずっと大きくなるんだからね~」 京介「………」チラ チラ 黒猫「ど こ を 見ているのかしら?」 京介「あ、いや…」 日向「お兄ちゃんを魅惑のスタイルで誘惑しちゃうぞ~♪」 京介「えーと…」 黒猫「ふ、ふふふふ…」 京介「る、瑠璃? あわわわわわ…」 日向(あ、ヤバ…) 日向「じょ、冗談だよ?ルリ姉?」 黒猫「ええ、勿論分かっているわよ」 ニッコリ 日向「ふぅ、良かった~」 黒猫「よろしい! ならば戦争よ!」 日向「全然分かってね――――――――!!!!」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 日向「あれ? ここは?」 ?「日向ー、まだ来ちゃだめだー、帰りなさいー」 日向「あれ? 何か懐かしい声が…」 フラフラ ?「だから来るなってー! バカー!!」 ―――その後、日向を見たものは誰もいない -完- ―――後日 京介「最近、日向ちゃん見ないな」 黒猫「超 スーパー 日向とか何とか言って野山を駈けずり回ってるわ」 京介「?」 ※ 生きてます 空に顔とか浮かんでたりしません
https://w.atwiki.jp/bloodcat/
移転しました 新しい黒猫の血♪HPはコチラ http //kuronekonothi.blog.fc2.com/
https://w.atwiki.jp/kuroneko-tei/pages/23.html
黒猫>DX ダブルクロス PCトップ 《キャラクターシート》 ・PC名 ・詳細 ・最終更新日 ・御堂ヒカル 詳細? 00.00.00 ・柏木誠 詳細? 00.00.00 ・高円寺一郎 詳細? 00.00.00 ・紫月緋雨 詳細? 00.00.00 ・日野領 詳細? 00.00.00 ・狭山泰斗 詳細? 00.00.00 ・羽崎美夜 詳細? 00.00.00 ・里見エイジ 詳細? 00.00.00 ・希麻アリス 詳細? 00.00.00 ・大蔵八尋 詳細? 00.00.00 ・鳴神瑠璃 詳細? 00.00.00 ・蒼月時雨 詳細? 00.00.00 ・此之花咲玖夜 詳細? 00.00.00 ・山名広 詳細? 00.00.00 《テンプレ》 DX:キャラクターシート 使い方: 「新規作成」時に「既存のページをコピーして新しいページを作成する」を クリックしてください。 黒猫>DX
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/224.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1281447547/799-805 「………………黒猫……かな」 「なっ!?」「……ッ……!」 本当はどっちが興奮したかなんて選べようもないんだけどな。 だって、んなこと考えていなかったし、言われてから初めて勃っちまってるのに気づいたわけなんだしさ。 それでも黒猫と答えたのは、返答を迫られる短い時間で考えた二つほどの理由からだ。 一つは「どっちも」なんて答えを言おうものなら両方から張り手が飛んできそうだということ。いや、きそうじゃねえな百パーセント飛んでくる。そんな痛い答えは言いたくない。 もう一つは。 言うまでもねえ、桐乃は妹だからだ。妹相手に興奮したなんて言ってみろ。ぜってえこの先、顔を合わせるたびにシスコンと罵倒してくるだろうぜ俺の妹は。 なわけで俺は黒猫と答えた。別に嘘ついてるわけじゃあないよ? 俺のチキンハートが跳ねまわっていたのはマジなんだし。 「ま、まったく……。先輩には困ったものね。フ、フン。いやらしい」 「あ、あはは。す、すまん。だってよ、おまえがあんな風に。か、可愛い顔見せてくるもんだから、ついな」 「……!? お、お世辞なんて言われたって嬉しくはないわっ」 「いやお世辞じゃないって! ほんとだって黒猫」 「ば、莫迦っ。知らない」 黒猫は顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。 恥じらっているしぐさがまた俺の心臓を打つ。 そういや俺ってコイツにキスされたこともあるんだよな。やっぱりこれは好意を持っていると受け取っていいんじゃね? うん、いいはずだ。やっべ、さっきより超ドキドキしてきた。 そして俺はさっきから別の意味でもドキドキしていた。冷や汗もかいていたりする。 どうしてかって? そりゃ……決まっているだろ。 さっきから俺にグサリと刺さっている恐ろしい妹様の眼が気になるからだよ。 「き、桐乃さん。あの、ほら? おまえの胸がイヤってわけじゃなくてさ、やっぱ俺に妹属性つーのは……」 「どういうことよアンタ――ッ!」 ぎゃああああああああ! 怒りを鎮めてもらおうと言葉をかけたのが逆効果。怒れる俺の妹は首をぐいぐい絞めつけてきた。 つーか死ぬ、死ぬってば! 桐乃さんやめて!? 「あ、あんた。あたしのむ、胸に触ったくせにコイツの方がいいなんてどういうこと!」 「ぐぇ~。お、俺が自分からやったみてえに言うなよ!?」 「しらばっくれんなっ。 あ、あたしの胸にもぞもぞ顔擦りつけてたくせに!」 「おまえが無理やり押し付けたんだろ!? 俺は離れようともがいてたダケだっつの」 「それにしては随分締まりの無い顔をしていたみたいだけど?」 おいコラ、黒猫! どうしてそこで桐乃を援護するようなことを言うの!? 「やっぱり! このスケベ! 変態兄貴!」 黒猫の後押しを受けて桐乃は更に俺の首を掴んでがっくんがっくん振り回してくる。 おまえら、数秒前まで対立してるような雰囲気だったのに、いつの間にデタントしたのよ? 特に黒猫、 「俺が苦しんでるの喜んでるだろ! この鬼畜!」 「お世辞じゃない褒め言葉として受け止めておくわ。ありがとう、先輩」 お世辞でもねえし褒めてもねえよ! 性悪そうな笑みが無駄に可愛いなあ、くっそう。いかん、さっきからずっと首振り回されてるのも手伝って頭が真っ白になってきた。 危険を感じて桐乃の腕を掴んでなんとかひっぺがす。 「やめろって桐乃! だから誤解だ、服の上からで感触なんて良く分かんなかったしさあ!?」 「だ、だから黒いのの方に興奮したってこと?」 まだこだわってんのかよ、負けず嫌い過ぎだろおまえ。 「そ、そういうことだ。 てか比べようもねえよ、こんなん」 「む……分かった」 桐乃はようやく納得がいったのか、口をふさいだ。 あー疲れた。 ふぅっと息を吐きかけようとしたら、桐乃は凄いことを言い出した。 「服の上からじゃ分からないってんなら……。ちょ、ちょくせ……直接触ってみればいいじゃない!」 「はヒィ!?」 喉まで出かかった息が逆流して、声音が狂う。 こいつ、今なんて言った? 直接触ってみろって言ったのか? 何を? おっぱい? おっぱい触れって? 誰が? 俺? 俺が触るの? 誰の? 妹の、桐乃のおっぱいを――ッ!? 桐乃の発言を脳内に伝達する作業にいくつ疑問符を使ったのか自分でも分からない。 「お、おま……バッ! な、なっなな――ッ!? 触るってそんなこと! ゴックン。で、出来るわけねえだろ!」 「どうしてよ?」 「どうしてって、その……」 俺は助けを求めるように黒猫に顔を向けた。が、その黒猫は( ゚д゚)とした表情で石化。 当たり前だろう、いきなり友人が自分の兄に向かって胸を触れと言い出してんだからその心中は推して知るべしである。 「こっち見なさいよ」 桐乃が俺の顔を掴んで再び兄妹で対峙する。 「き、桐乃、俺とお前は兄妹だぞ? そ、そんな妹のおっぱ……胸触るなんて。お、おかしいだろ?」 「その妹の胸に顔埋めてたくせに……何言っちゃってんの、シスコン」 「だから俺の意志じゃ――」 「嘘ばっか。あ、あんたが妹の胸でも興奮する変態だってこと証明してやる!」 「そ、そんなこと証明してどうしようってんだよ。お、俺は出来ねえかんな!」 「意気地なし……ヘタレ」 憎まれ口を叩きながら桐乃は口を尖らせて俺の顔を睨めつける。 意気地がないという問題なんだろうか? いや違うだろ!? どう考えても妹のおおお、おっぱいに触る(しかも直接)なんてことを、どこの兄貴が平然とするよ? しかもおまえ、自分だって恥ずかしがってるじゃねえか。顔が燃えてるみたいになってんぞ。 「桐乃、自分で分かってんだろ? も、もしかして俺に出来るわけねえって、またからかってやがんのか?」 「意気地なし」 もう一度、桐乃が同じ台詞をぼそりと呟いた。嘘ではないという意味も含まれているような声色。 ぐ……、やっぱり本気なのか桐乃? ヤバいって、俺チョーヤバいって! 俺にだって人並みの理性というやつは備わっている。頭のどこかでそれは働いていて、しっかりと俺の行動を制御してくれている。 だけどさ、今の桐乃を見てそれを保てというのは――む、無理だ。 メチャクチャ可愛いんだよ。耳までを赤く染めている顔、キメ細かい肌、プルンと柔らかそうでみずみずしい唇、そしてさっきから俺の目を釘付けにしている二つの膨らみ。 認めたくもねえが、可愛げのねえことを口にする態度も……。全部が全部、俺を惹き寄つけてしまう。 その桐乃がおっぱいを触れと言ってきている。 股間に血が行き過ぎて思考が変になっているんだろうか、それとも知らない間に頭でも打ってどこかおかしくなったのか、 「桐乃、本当にいいんだよな? い、イヤだったら今の内に言えよ?」 さっきから開けっ放しで乾いてる口内からそんな言葉が漏れてしまった。 「も、もうどうなっても……し、知らんからな」 「ハ、ハン! く、口が回ってないくせに強がっても……い、意味ないっての」 おまえだってそうじゃねえかよ。 心の中で独りごちながら、俺は桐乃の肩を抱き寄せて、ゆっくりと桐乃の服を脱がせていった。 もしかしたら鉄拳か張り手か蹴りが飛んでくるかもと身構えたが、そんな気配を桐乃は見せなかった。抱き寄せたときにピクンとからだを竦ませただけで、俺に身を任せている。 徐々にあらわになっていく桐乃の素肌、目を焼かれてしまいそうだ。 「ほ、ほら。手ぇ上げろ」 「…………ん」 素直に俺の言うことを聞いて、桐乃は手をあげる。ゆるゆるとシャツは頭から脱ぎ去って。 あとはブラジャーを、俺が外すんだよな? 漫画などでホックが外せなくてしどろもどろになるシーンを思い出して緊張したが、背中のホックはなんなく外すことができた。 大銀行の地下金庫並みに堅牢かと思ってたが。はは、なんだ結構簡単なんだな。ふぅ。 ブラは桐乃のからだから離れ、ベッドにぱさりと軽い音を立てた。それを聞くだけで、心拍数が上がった気がした。 「じゃ、じゃあ触るから手をどけろよ桐乃」 「あ、あんまやらしく触ったら許さないからね」 おっぱいを目の前にした男に無理言うな。 これでも鷲掴みにして揉みくちゃにしたい衝動と必死に戦っているんだぞ? 「……ごくり」 唾を飲み下しながら、桐乃が手で隠している膨らみへと腕を伸ばして、ゆっくりと手を差し入れていく。 桐乃の腕にはさほど力は無く、侵入を拒んでいるわけではなさそうだ。 嫌がってない……よな。それを裏付けるような手応えに心なしか嬉しくなった。 おもいきって俺はもう片方の手で、胸を隠している桐乃の腕を解かせた。今度は少し抵抗を感じたが、おっぱいを触りたいから力を入れて引き離す。 さっきまでのやめろと言っていた俺はもういない。いるのはただ、おっぱいへ引き寄せられている男が一人。 やがて、俺の手は桐乃の腕を解けさせて。 「……んっ」 「……おっ」 おおぉぉぉおおぉお! おっぱい柔らけえええぇぇぇぇええ!? すごい、何これ柔らかい! 脂肪なんだから当たり前なんだけど、鳥肌もんだよ! マシュマロ、ゼリー、ゴムボール、低反発枕、水風船。 くぅぅ~~どれも比喩に当てはまらねえよ、もうおっぱいはおっぱいで良い! 桐乃のおっぱいはおっぱいのような柔らかさだ。 手の平から指先から全神経を使って俺は桐乃のおっぱいの感触を堪能しだした。 「ゃ、ゃだ。触り方エロい! ひゃっひぃ……ちょ、ちょっと……鼻息がキモいんですけどォ」 「し、仕方ねえだろ。エロいのはおまえのおっぱいがエロいからだ」 胸とかオブラートに包んで言う配慮も既に無くなっているくらい、俺はおっぱいの感触に夢中になっていた。 話している最中も俺の両手はグーとパーを繰り返すようにおっぱいを握り締めたり、手に乗せてボールを転がすようにしたり、指の先で乳首の周りを撫で回したり、乳首を摘んだりと目覚しい仕事ぶりを発揮している。 手に桐乃の乳房を感じたびに俺の鼓動がどんどこどん。 「あっあっ……や、ヤダ! ち、乳首は……ぃんんぅ……ひふゅん」 桐乃は俺が今まで聴いたことが無い声を出しながら、俺の腕の中で身をよじっている。 か、かわいいじゃん……。 思わずこいつのクソ生意気な態度を忘れてしまいそうになる。 「ちょっと、はぁはぁ。ぃっ……うっひぁん……アンタいい加減に……。あっ……はぁ……やっぱアンタ変態じゃないの!?」 文句を言われても、悩ましげな吐息が目に見えるようで、むしろ俺は興奮をかき立てられるだけだ。 いっそう二つのおっぱいを揉みしだいていると、先端に違和感を覚えた。 ん? あれ? 乳首がなんか固くなってきたような気がする。もしかして桐乃のやつ、感じているのか? そう思った瞬間、からだが熱くなった気がした。 だがそこで、 「もう……もうダメ! ここまで」 桐乃は俺から離れてしまった。 「こ、ここまでだからね。はぁはぁ。さっきからお尻にあんたのが当たってて。もう充分だって分かったから」 充分だと? 何が? 「フ、フンッ! このシスコン。あ、あんたがアタシに興奮するってのがよっく分かったわ。だ、だからもうおしま……な、何よその目は? ちょ、ちょっと兄貴? なんでシャツ脱いでんのよ!?」 そうだったな、おまえ俺が興奮するか証明したかったとか言っていたな。 くやしいが、確かに俺はおまえのおっぱいに興奮した。はっきり言って、興奮しすぎた。もうシスコンと嘲られようがなんだろうが、仕方は無い。甘んじて受け入れよう。 だから――ッ! 「ここまでってそんなんアリになるかよ! 俺はもう――! きっ桐乃ッ!」 「きゃっ! あ、兄貴やめッ!?」 ガバっと勢いよく俺は桐乃に飛びついた。 そのままおっぱいにダイブを決めて、顔を埋める。 「ひゃ、このシスコン! やめろって言ってんでしょうがぁ――!?」 「どうなっても知らんと確認したじゃねえか!」 髪を引っ張られたり頭を叩かれたりするがそんな痛みは知ったことじゃねえ。 俺は手に変わって今度は口で桐乃のおっぱいを味わい始めた。 「あっ、やっ……ひぅんん~!? ちょっと舐め、舐めんなバカァ! ひぅん……ゃあん、はぁうん。そ、そこ噛むなぁぁ変態ぃぃ!」 「変態って、おっぱい触れとか言ってきたのはおまえじゃねえか」 「うるひゃ、はひぃん、あん! ひゃへっ……へ、変態はアンタだっつの! ひゃふぅ……あっあっあん」 舌で舐めまわしながら乳首を甘噛みすると、桐乃はさっきと同じように甘い息を吐き出し始めた。 やっぱこいつ感じてる。乳首もピンと勃ちあがりコリコリとした弾力が歯に伝わる。 自分の舌で感じている桐乃を俺はたまらなく愛おしいと想った。 顔や舌もそうだが、素肌に伝わってくる桐乃の体温がその想いを加速させているみてえだ。 こいつは普段つっけんどんで生意気で、兄貴の俺をアゴで使うクソアマだが、それでも時折見せる桐乃の可愛いしぐさや声、顔が、俺は実はキライじゃなかったりする。 でも、イラっとくることの方が多いし、なにより照れ臭いから「まあ、かわいいんじゃん?」とか言ったりするくらいだ。 そういうわけで次の台詞は、膨らみすぎたスケベ心で頭のネジが二、三本飛んでったせいだとしておこう。 じゃねえと俺の自我が保ちそうに無い。 「桐乃、可愛いぞ。すっげえ可愛い! 赤くなってる顔も、声も。可愛すぎだろおまえ!? ちゅろ。おっぱいも綺麗だしよ。乳首も、ぺろぺろ」 ビクンと桐乃のからだが一瞬跳ねた。 「……ッ!? い、いいいいきなり変なこ、こと! はっひゅ……あっん……。言うなぁシスコン! ス、スケベ!」 「んむっ、れろ。 マジだって! 嘘なんかじゃねえ、掛け値なしでそう思うんだから仕方ねえだろ? もっとそういう顔が見てみたい、もっと声も聴かせてくれよ桐乃!」 「ウザッ……ひぃうん……あっんん。ウ、ウザい! 死ねっ、マジで死ねバカ兄貴!」 「イヤだね。せっかくおまえがそんな顔してんのに死ねるか! もっと良く見せてくれよ、ほら?」 顔を上げて桐乃の顔を覗き込むと、茹で上がったように頭からケムリを噴いていた。 おっぱいを触られたせいだろうか、桐乃は上気して「はぁはぁ」と荒げている。 息が顔にかかるが、それを俺は甘いと感じた。 そんな変態のような嗅覚が自分に備わっているなんて信じたくはねえが、今はおいておこう。桐乃が何か言いそうだ。 「ば、ば~か、キモいんだよシスコン」 数秒ほどで息を整えると、桐乃は俺の顔を見たままそう言った。 勢いでクソ恥ずかしい台詞を吐いて返ってきたのは罵詈雑言。それでも充分に元は取れてる気がするかな、俺が見たい顔だったから。 へっ。や、やっぱ可愛いんじゃん? まあ元々こいつはかなりの美少女だし? 誰もが認めるところで、俺もそこに異議はねえよ。 「キモい顔いつまでも向けんなシスコン!」 ……口は悪いけど。 でも、不思議とムカつかない奇妙な精神状態に陥っている俺。言われるとおりキモい気がしないでもない。まあいいや。 で、再び桐乃のおっぱいに顔を埋めようとしたとき、 「あっあっあなた……ああああなたたち、ななっなっなっ…………?」 それまで石化していた、もう一人の可愛い顔をした美少女が動き出した。 からだと声をぶるぶる震わしながら俺たちを指差す。 どうやら今しがた強制停止していた思考が再起動して、俺と桐乃のあられもない姿を認識したみたいだ。 「あ、ああああり得ないわ。わ、私はいつ淫魔の巣窟に迷い込んでしまったの?」 「淫魔の巣窟って……」 まあ桐乃の爆弾発言を聞いて、追い討ちのように上半身裸の俺たちを見たんじゃあ、超恥ずかしがり屋の黒猫からすれば、当然のことで仕方無いのかもしれない。 「黒猫、これには色々と訳があってだな――」 訳も何も見たまんまなんだが、それでも俺は黒猫の心身を落ち着かせようとした。 「こ、これは違うんだからね!? こいつが妹で欲情する変態だってのを確かめようとしただけで――」 桐乃も同じ考えなのか、口を揃えて黒猫に言い訳をしゃべりだす。 ……まあ欲情しちゃったけどさあ、した結果こうなってんだから言い訳になって無いって気付いてないんだろうかね? 「破廉恥よっ。こ、こんな。けがっ汚らわしい……は、裸でいるなんて……ッ」 そうとうテンパってしまっている黒猫。 無表情が多い顔は、というか首から上全部が赤くなってしまっている。 目も涙を湛えて、呂律の回っていない口はパクパクと小動物のように小刻みに動いている。 「……くっ! か、可愛い!」 横にいた桐乃が黒猫の様子を端的に述べた。 うん、すごい可愛い。黒猫も桐乃とはタイプが違うが、すごい美少女であることには変わりは無い。 俺には無表情、桐乃には邪悪な笑みを浮かべるその美少女が、恥じらいの感情をおおいに発露させている。 極めつけは頭につけているネコミミのカチューシャ。今も装着した人物の心情など理解せず愛らしくピコピコと動いている。 俺と桐乃は言い訳も止めて、それに見とれた。 「か、かか可愛いとか、変なこと言わないで頂戴(ピコピコ)」 「くはぁ~~~! 顔赤くしてピコピコしてるよぉぉ! 超可愛いぃぃ!?」 桐乃はなんだかテンションが上がっているのか、本心では思っていても黒猫相手に口には出さないようなことも何故か言っている。 どうしたんだおまえ? 「ふっ、ふざけないで。(ピコピコ)い、いいっいいから……さっさと二人とも服を着なさいッ(ピコピコ)」 「はぅぅぅわあぁぁああッ! あ、あたしもう、ダメ……ガ、ガマンできない……ゴク」 「ダメなのは知って――ってあなた。そ、その手をどうする気……?」 「裸が恥ずかしいなら、一緒に裸になれば恥ずかしくなくなるよ?」 桐乃がスケベ親父のような手つきで黒猫ににじり寄りだした。 「あんた恥ずかしがってコスプレしたときも隅っこの方で着替えてたしィ、肌出さない服も着てるしィ。たまには……ゴクン……薄着したっていいっしょ?」 「い、いいい今も充分薄着にされてるわよっ。」 そう、萌えを探求するために桐乃は黒猫の上着を剥いでいた。 黒猫の今の姿は半袖とミニスカート、あとは丈の長い靴下。ニーソって言うのか? この姿を薄着にするっていうことは。 「や、止めなさいっ。冗談にしても……タチが悪すぎよあなた(ピコピコ)」 「はぁ……はぁ……。だ、大丈夫。冗談じゃなくて…………本気だから――ッッ!」 叫ぶと同時に桐乃は黒猫に襲いかかった。 陸上部エース様の加速力はダテじゃねえ、瞬き一つする間に黒猫を捕まえてベッドに二人して倒れこむ。 「や、やめ――止めなさいッ、殴るわよこの変態女」 「問答無用!」 ジタバタと暴れる黒猫、それを押さえつけようとする桐乃。両者の力は拮抗していた。 「人間が、ゼロ距離戦闘で私に、勝てるつもり――」 「か、可愛いぃぃぃ! アンタの厨二ゼリフがここまで萌えたの初めてかもおおおぉぉ!?」 おいおい、桐乃よテンションが完全におかしくなってるぞ? 確かに黒猫は超可愛いけど、可愛い友達を無理やり脱がすっていうのはどうなのよ? 黒猫は超恥ずかしがり屋さんなんだからさあ、女のおまえでも裸見られるのは……。 ったく、しょうがねえなこの妹は――、 俺はもつれあう二人に近づいてこう言った。 「桐乃、俺も手伝おう」
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/945.html
kirino_kousaka こんばんわ kuroneko_daten こんばんは kirino_kousaka 「週刊 俺の妹P続」更新~ http //t.co/zO6fm7PN kuroneko_daten 今週も引き続きキャラ紹介と……瀬菜ルートのプレイ映像が公開されているわ。 kirino_kousaka せなちーってば、自分のお兄さんのことを気持ち悪いって……。よくないよねー、そーゆーの。 kuroneko_daten ええ……まったく、妹の風上にも置けない発言ね。 kirino_kousaka だよねだよね。妹が、お兄ちゃんに向かってキモイとかありえないよねー。 kuroneko_daten 嫌味が通用しない……ですって……? (RT @kuma_FATBLANKET 最近の京介ってどんな感じ?やっぱ、カッコイイお兄ちゃんなの?) kirino_kousaka え? 相変わらずキモいよ? kirino_kousaka 「俺の妹P続」といえば、宣伝隊長の桐乃?さんが、また宣伝活動をしてくれたらしい。 http //t.co/AuRwuSGc kuroneko_daten 自分のプロマイドを配っていたそうだけど……記事を見たところ、大人気ね。 kirino_kousaka 『?』が付いているとはいえ、さすがあたしと同じ名前なだけあるじゃん。 kirino_kousaka 桐乃?さんプロマイドの画像を見るたびに噴く。 http //t.co/IqgudXCe kuroneko_daten これは額面どおりに受け取って欲しいのだけれど、このプロマイドを作成した人はセンスがあると思うわ。 kirino_kousaka 桐乃?さん、寒い中、お疲れ様でした! 今後もがんばってください! kirino_kousaka ちなみに桐乃?さん、次は2月26日にアキバのヨドバシとゲーマーズ本店に来てくれるらしい。 kuroneko_daten ……一度実物を見てみたいものね。 (RT @urara1115 黒猫さんもこういうのやりたいんですか?) kuroneko_daten ……桐乃?さんに対抗して、黒猫?さんの登場ということかしら。
https://w.atwiki.jp/curoneko/pages/14.html
ギルドでとったSSとか使用するときの保管ページっす。 保管001 保管002
https://w.atwiki.jp/kuroneko_2ch/pages/68.html
京介 「!? ――お、お前……黒猫か!?」 黒猫 「せ、せせせ、先輩っ? ……ど、どうしてこんなところに……っ」 京介 「いや、ちょっと知り合いの家がこの近くでな。しかしビックリしたぜ、まさかお前に出くわすとは……」 黒猫 「ひ、人違いではないかしら。私は『黒猫』なんてクールで格好いい名前は知らないわ」 京介 「……さっき『先輩』って言っただろ」 黒猫 「う、うるさいわね……、用事があるなら、さっさと何処かへ消えて頂戴」 京介 「ああ、用事は終わったところなんだ。……その背中の子は、妹ちゃんか?」 黒猫 「……ええ。……買い物に付いて来たのだけれど、途中で寝てしまって」 京介 「そっか。……良く寝ているみたいだが、ちょっと動かしても平気か?」 黒猫 「え?……ち、ちょっと、何をするのよ……」 京介 「――よっと。何となく背負ってみたけど、見た目より随分軽いな」 黒猫 「……全く…・・・、……先輩のお節介はもう病気の域ね。手の施しようが無いわ」 京介 「そりゃ残念だ。残念ついでに、その買い物袋も……っと」 黒猫 「あっ……、か、返しなさい……っ。……そんなに持ったら、重いでしょう……」 京介 「いんや、全然。お前が持てる物が俺に持てないわけないだろ。家まで持ってってやるよ」 黒猫 「……今更断っても無駄でしょうね。……仕方ないから、お願いするわ」 京介 「おぅ、任せとけ」 てくてく 黒猫 「……と、ところで、先輩」 京介 「ん?」 黒猫 「……わ、私のこの姿のことは突っ込まないのかしら? それとも敢えてスルーしているのかしら」 京介 「この姿、って……そのジャージの事か?」 黒猫 「そ、そうよ。……普段の衣装と余りにも懸け離れていて、幻滅したでしょう……?」 京介 「……んー、まぁ確かに驚いたことは認めるが、――別に変じゃないぜ?」 黒猫 「……えっ……」 京介 「普段から、お前って結構家庭的なとこがあるって思ってたからな。むしろ似合ってると思うが」 黒猫 「……それは、褒められているのかしら」 京介 「あれ、言い方が悪かったか。……そうだな、今の姿の黒猫も、何だ、……凄く可愛いと思うぜ」 黒猫 「……っ。……な、何を言うのよ。こ、こんな所で……」 下猫 「ねぇさま、お顔が真っ赤です~!」 京介 「うおっ!?」 黒猫 「っあ、あなた、い、何時から起きていたの……っ」 下猫 「このにぃさまにおんぶされたところからですっ!」 黒猫 「ほ、ほとんど全部聞いていたんじゃないのっ」 下猫 「えへへ、ねぇさまがとても楽しそうだったから、お邪魔したらだめと思って!」 黒猫 「……はぁ、全くこの子は……」 京介 「はは、良く出来た妹ちゃんだな。――っと、まだ名前を聞いてなかったか」 下猫 「あ、わたしの名前は――」
https://w.atwiki.jp/zoffyzoffy/pages/13.html
地球の平和は私と頼れる仲間達が守る! 収録後 スーパーバトル「ウルトラマンゾフィーVS仮面ライダーギャレン」 ゾフィー隊長、ギャレンのバイクに乗るの巻 3人の休日
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/170.html
238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 01 07 14 ID PV5Dak320 [1/3] やたやたやた~! キタキタキタ~! 今日は朝から誰もいなくて、久しぶりのフリータ~イム! 午後から部活ってのが少し残念だけど…。 さて、お昼まで何しようかな~。イヒヒヒヒ。 あ! あれ…してみようかな…。 ガチャ 相変わらずカギ無いんだ…。よくこんな部屋に住んでるよね。 ゴソゴソ よかった…まだ温かい…。 ぼふっ くんくん …………。 これがあいつの匂い…。 初めて嗅いだけど…意外といい匂いカモ…。 なんて言えばいいかな…。 そんなに不快じゃない汗の匂いに、 ほんのり石鹸の香りが混ざった様なそんな匂い。 男の人って感じの。ていうか他の人の嗅いだことないケド。 でもなんか…ホッとする…。 …………。 少し前じゃ考えられないよね。あたしがこんなことするなんて…。 でも最近あいつ結構頼れるようになってきたし…。 …………。 なんか変なの。 くんくん …………。 あったかくて… 心強くて… 守ってくれそうで… ギュッーって抱きしめてほしい… みたいなそんな匂…い……。 ガバッ ヤバっ!今、何時!? …ふへぇ~。よかった~12時ちょうどか。 それにしてもよく眠れた気がする。 なんか頭もスッキリしてるし、身体も軽い感じだし…。 あいつ、思考がマイナスだからマイナスイオンとか出てたりして。 なわけないか。 …でも寝ちゃったから、なんか物足りないな…。 あっ! いいコト思いついちゃった!ムフフフフ。 239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 01 12 01 ID PV5Dak320 [2/3] ~その夜~ コンコン …………。 ドンドンドンドンドンッ! 「おい桐乃!起きてるか!」 バンッ! ガシッ! 「…なに?あたし今から寝るとこなんだケド。」 「ちょっと俺の部屋に来い。」 「はぁ?あんたこんな夜中に妹を部屋に連れ込んで何するつもりなワケ?」 「へ、変な言い方すんじゃねぇ!いいから来いって言ってんの!」 「ちっ。ちょっとだけだかんね。」 「…なんだこれは?」 「なにって、メルルじゃん。」 「そういう事を言ってんじゃねぇ! なんで俺の枕カバーがメルルの枕カバーになってるのかって聞いてんだよ!」 「あんた最近エロゲーマーの鑑としてあたしも一目置くようになってきたケド、 アニオタとしてはまだまだじゃん? だからあたしが立派なアニオタにしてあげようと思ってさ。」 「ふざけんじゃねぇ! こんなのおふくろに見つかったら俺が変態だと思われるだろ!」 「大丈夫。あんたが変態なのは家族全員知ってることだから。」 「ぶっ飛ばすぞこのヤロウ! あれはお前をかばうために俺がああいう趣味を持ってるって事になってんだろが!」 「あんたがどんな趣味を持ってても、 あたしは絶対バカにしたりしないから。」 「おちょくってんのかテメェ!それはいつか俺がお前に言ったセリフじゃねーか! 得意げにパクってんじゃねぇ! それより俺の枕カバーはどうした!?」 「……捨てた…ケド…?」 「はぁ!?お前人の物勝手に捨てるとか意味わかんねーんだけど、 それ以前に俺の部屋に無断で入るんじゃねぇ!!!!」 「ちょっと声デカすぎ!お父さん達、起きちゃうでしょ!」 「…………。 そもそもこの枕カバー、お前の大事な物なんじゃねーの? そんなの俺が貰っていいのかよ。」 「誰もあげるなんて言ってないじゃん。あくまで貸すだけ。 それにその枕カバー使用済だから。あたしがあんたに新品なんて貸すわけないでしょ。 今日部活で自己ベスト更新して気分がいいから、特別に貸してあげる。」 「…なんでお前そんなに上から目線なわけ? …はぁ…。なんかスゲェ疲れたわ…。 今日はもういいから、明日の夜までに俺の枕カバー何とかしとけ。」 「はいはい。 あ、それからその枕カバー、あたしが使ってたからって、 くんかくんかしたりしないでよね。キモいから。」 「しねーよ!!」 「あたし早く寝たいからもう行くね。おっやすみ~。」 バタン! 240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 01 18 49 ID PV5Dak320 [3/3] くそぅ…。何なんだいったい…。 しょうがねぇ…。俺も寝るか…。 …………。 くんくん …………。 これが桐乃の匂いか…。 初めて嗅いだけど結構いい匂いだな…。 なんて言えばいいんだろ? 桐乃の部屋に入った時のあの匂いとはちょっと違う、 化粧品臭さのない…うまく言えないが…。 シャンプーの香りに、ほんのり汗の匂いが混ざった様な…そんな匂いだ…。 女の子の匂いって感じだな。他の女の子の嗅いだことあるわけじゃないけどな。 でもなんか…ホッとする…。 …………。 俺がこんなことするなんて、ちょっと前じゃ考えられなかったな…。 最近の桐乃、あんなふうに見えても結構打たれ弱いところあるからな…。 ほっとけないつーか…。 …………。 なんか変な感じだな。 …………。 くんくん …………。 甘くて… くすぐったくて… 繊細で… 守ってあげたくなるつーか… ギュッと抱きしめたくなるつーか…。 …………。 てか、つーかじゃねぇ!!俺、今何考えてた!? ヤベェ!!妹の匂い嗅いで抱きしめたくなるとか、ありえねぇ!! おちつけ…おちつけ…俺…。 …………。 きっとメルルの「めてお☆いんぱくと」に脳細胞がやられたに決まってる! そうだ!絶対そうだ!間違いねぇ!俺は断じてシスコンではない!ましてやアニオタでもねぇ! …………。 わかった…。これは夢だ。悪い夢を見ていたんだ…。 …………。 ぐぁー!だからって俺が考えてた事には変わりねぇし! …………。 寝るぞ!ぐっすり寝て明日の朝、目が覚めたら、すべてを忘れているはずさ! …………。 くそぅ…眠れねぇーーーーーー!! 悶々と眠れぬ夜を過ごす京介と 兄のマイナスイオンでぐっすり眠る桐乃 対照的な二人の夜は更けていった。 翌日、京介の枕に付けられたのは、 アルファ・オメガの枕カバーだった。 ~終~ -------------